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ご挨拶

『世界が認めた海洋ミネラルの力を、健康で安全な生活にいかしたい。』
そのために、さらなる研究開発に邁進していきます。

株式会社海洋化学 代表取締役
理学博士 小椋 武

「ミネラル」と言っても、その効能を明確に答えられる人は少ないでしょう。というのも、ミネラルとは微量元素の総称で、カルシウムやマグネシウム、亜鉛をはじめ、実に100を超える種類があるからです。

しかしこのミネラルは、人類だけでなく、地球上の全ての生物にとって、生命を維持する非常に重要な役割を果たしています。
それは、地球上で初めての細胞が、海中のミネラルの化学反応によって発生したものだからです。
いわば、ミネラルによって生み出されたのが生命ともいえます。
そして、その後も様々な進化を遂げ、現代に至ってもなお、細胞レベルではミネラルと密接な関係があるのです。

私は、もともと腫瘍学、いわゆるガンの研究をしていました。
抗がん剤に替わる有用な成分を探求する中で、漢方薬のありとあらゆる有効成分を抽出し、分析していました。すると、その成分のほとんどがミネラルだったことから、まだ研究が進んでいないミネラルに興味を抱くようになり、ミネラル研究に傾倒していったのです。

人間の疾病でウィルスによるもの以外は、細胞が破壊されることによって起こります。その主たる要因となるのは細胞の酸化なのですが、ミネラルはこの酸化を防ぎ、正常な細胞分裂を促すのに非常に重要な役割を果たしていると、次第にそう推測するようになりました。

そして、1963年、運命的な発見がありました。

南極観測隊の越冬隊長であった鳥居鉄也博士(地球科学)により、南極のドンファン池で発見されて、国際鉱物学会に「南極石(アンタークティサイト)」として登録された太古の海水の結晶、「南極石」の分析を任されることになりました。
その時、ふとした思い付きで、南極石のかけらを癌細胞の培地に入れてみたところ、培養していた子宮がんの細胞が収縮し、消滅したのです。それは癌細胞を淘汰するNK(ナチュラルキラー)細胞が非常に活性化されたことを示していました。
さらに分析の結果、南極石のミネラル組成は人間の体液に酷似しており、人体に必要な60種以上のミネラルと海洋成分が理想的に配合されていました。

この南極石がもたらした驚愕の発見を機に、私は以前から考えていた仮説が正しいことを確信したのです。

そこから、日本ではまだ進んでいなかったミネラルの組成分研究をカリフォルニア大学の医学大学院と共同ではじめました。それから15年をかけ、理想的な組成分の海洋ミネラル結晶を抽出することに成功しました。
その研究結果を国際癌学会で発表したところ、世界中の大学や研究機関でその臨床結果が認められたのです。

腫瘍、肝炎、高血圧、アレルギー、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎の6疾病において、その治療及び予防において効果があることが認定され、2001年に特許を取得することができました。

そして医療・健康分野だけでなく、農業や畜産、水産といった分野でも海洋ミネラルは効果を発揮してきています。

いまや、ほぼすべての人がミネラル不足だと言われています。土壌が痩せ、食生活も急激に変化してしまった現代では、かつては当たり前に摂取できていたミネラルが、食事から摂取できなくなってしまったからです。
急激に増えたアレルギー体質や生活習慣病など、海洋ミネラルが改善できる余地は多分にあるわけです。

海洋ミネラルの研究に携わって半世紀、残念ながらその研究成果のほとんどは海外で活用されてきました。 今こそ、日本の人々の健康と安全のために、海洋ミネラルの力を注いでいきたいと思います。